2026-07

ビジネスローン・融資

創業融資|自己資金・見せ金・創業計画書の実務

創業融資の実務を、日本政策金融公庫の新規開業・スタートアップ支援資金(限度額7,200万円)から解説します。自己資金要件は2024年3月に撤廃されましたが、通帳の履歴は今も見られています。見せ金がなぜバレるのかを具体的に示し、落ちた人が見落としていた3つの数字、創業計画書8項目の書き方まで整理しました。
ビジネスローン・融資

手形割引・でんさい割引|紙の手形が2027年3月に消える前に

手形割引の割引料相場と、でんさい(電子記録債権)割引の仕組みを解説します。紙の約束手形は2026年度末=2027年3月末で廃止。取適法(2026年1月施行)で手形の交付は既に禁止されました。手形割引には償還請求権があり、不渡りなら額面全額の買戻し義務が生じます。ファクタリングとの決定的な違いを対比します。
ビジネスローン・融資

不動産担保ローン|金利は下がるが、失うものが増える

不動産担保ローンの金利相場・担保掛目(LTV)・根抵当権・競売リスクを整理します。500万円を5年なら年4%と年12%で利息差は約115万円。しかし返せなければ競売にかけられ、売却代金で足りなければ残債は残ります。「安い金利」に飛びつく前に、返せなかったときに何が起きるかを時系列で確認してください。
資金調達の基礎知識

補助金・助成金は「後払い」だから、先に金が要る|つなぎ資金の落とし穴

補助金 つなぎ資金の落とし穴を、精算払いの仕組みから解説します。補助金は原則として後払い。採択されても入金はゼロで、事業費は全額を自社が立て替えます。消費税は原則補助対象外のため、補助率2分の1でも先に必要な現金は全額です。この「谷」を何で埋めるのか、公庫からファクタリングまで検討順に整理しました。
審査・トラブル・資金繰り改善

ノンバンクの前に使うべき公的支援|セーフティネット貸付・保証協会・納税の猶予

セーフティネット貸付をはじめとする公的支援を、検討順序ピラミッドで整理しました。①納税・社会保険料の猶予 ②日本政策金融公庫(マル経は年2.60%)③信用保証協会(保証料率0.45〜1.90%の9区分)④銀行 ⑤ノンバンク ⑥ファクタリング。代位弁済から求償権・サービサーへの流れ、そして併用戦略まで書きます。
審査・トラブル・資金繰り改善

リスケ(返済条件変更)の全手順|中小企業活性化協議会と405事業

リスケ(融資の返済条件変更)の全手順を、時系列で解説します。資金繰り表の準備、メインバンクへの申し出、バンクミーティング、プロラタ返済、元金据置、モニタリング。中小企業活性化協議会の3つの支援メニューと、405事業(費用の3分の2補助)の使い方まで。リスケ中は新規融資が原則止まるという現実も、隠さず書きました。
審査・トラブル・資金繰り改善

悪質業者に当たったときの断り方と通報先【電話番号一覧】

ファクタリングの闇金・悪質業者に当たったときの相談窓口の電話番号を、一覧にしました。警察相談専用電話#9110、金融庁0570-016811、日本貸金業協会0570-051051、消費者ホットライン188。無登録営業は貸金業法47条の犯罪であり、年109.5%超の利息契約は同法42条1項により契約自体が無効です。
審査・トラブル・資金繰り改善

融資を断られた直後が、一番危ない|多重債務への転落ルートを可視化する

融資を断られた後の72時間が、一番危ない。否決からノンバンクへの多重申込、高手数料ファクタリング、自転車操業、破綻へ至る転落ルートを一枚の導線図にしました。「同日に何社も申し込めば信用情報に載らない」が誤りである理由(CICは照会日から6か月間保有)と、断られた後にやるべき5つのことを、正しい順序で解説します。
業種別の資金繰り

調剤薬局の資金繰り|2026年度診療報酬改定と、倒産38件の内訳

調剤薬局の資金繰りを、2025年の倒産38件の内訳から読み解きます。負債1億円未満が29件=構成比76.3%。淘汰されているのは小規模店だけで、大手はM&Aで再編されています。薬価改定▲0.87%(2026年4月1日施行)による薬価差益の縮小、在庫が資金を食う構造(棚卸資産回転日数)、調剤報酬の約2か月サイトを分解します。
業種別の資金繰り

介護事業者の資金繰り|訪問介護の倒産が過去最多になった、本当の理由

介護の資金繰りを、2025年の倒産176件の内訳から読み解きます。訪問介護91件(3年連続で過去最多)に対し、通所・短期入所は45件で前年比▲19.6%と減少。なぜ訪問介護だけが突出するのか。2024年度改定の基本報酬引下げ・ヘルパー不足・移動コストの3要因と、国保連経由で約2か月遅れる入金サイクルを分解します。